波瀾万丈な 私のダイエット人生

ただ やせたいだけなのに トラブル連続の毎日。 いい女になるのって 大変

昔話語り (成人式編)

毎年、成人式の日に 副センター長さんのお宅では、
お祝いの食事が 用意される。

過去 副センター長さんに 世話になった子たちは、
式と 2次会?(クラス会?)の合間に 家にきて
スーツ姿やら 晴れ着姿などを 披露してくれるんだ。


去年の1/8は、あの亨や陽介たちの成人式だった。
その他にも センターで かかわった子たちが来ると聞いたので
私は、お手伝いに行くことにした。

さらに なぜか 副センター長さんを泣かしたいと思ったので、
参加する一部の子に 連絡を取り 歌を歌わせたり
過去のやんちゃぶりを ショートコントさせることにした。

出し物の最後は、あたしと寮母さんの コントで、
過去の 彼らの センターでの悪事を
ちゃかして 笑いを取ったあと

寮母 「ねぇ?ふーこさん 家族って なんだと思う?」
私  「あのね、同じ家を持つ 人の集まりだと思うの。
    だから~ ここにいる人は みんなね 
    センターという 同じ家を持つ 家族なんだぜ」
寮母 「そっか、
    だから センターに来ると ほっとするのね。
    自分の家だもんね」
私  「そうそう、いつも 家族が待っている家なんだよ」と

いいこと? 言った後、副センター長さんが、
子どもたちにしてきた数々の素晴らしい出来事を
ボケや 突っ込み交えて 語り~
副センター長さんを泣かす予定だったの。

けど 脚本が悪いのか 練習不足のせいか 
喜んでくれたけど 泣かすことはできなかった。


そのあとは、無礼講で 食べたり 飲んだり~

次々と 副センター長さんに お酌にいき
みな 今までの お礼を言ってた。
あたしも お酌されまくりで 
酔っぱらっていた。(←お手伝いに行ったのではなかったのか?


しばらくすると 陽介が 副センター長さんのとこに
お酌にいったわ。

陽介って 副センター長さんが
力になれなかったと話す ギフテッドの弟さんに似ているそう。
そのせいか 副センター長さんは、ずっとずっと 何年も
陽介のことを心配し続けていてくれてたの。

だから 絶対 この日は きちんと お礼を言うべきと思い
私たちは 何度も 話し合っていた。



なのにさ~~ バカ陽介、
んぐぅ んぐぅ と 泣くだけで
なーも いえねーんだよ。もう~~~~!!

すると 副センター長さんが、
優しく 背中をなぜながら
「おめでとう」と 言ったあと 静かに 語り始めたわ。


陽介と 副センター長さんの出会いは、
10年以上前の 陽介の担任の研究授業。

その頃の副センター長さんは、
市の青少年相談なんちゃらセンターにいてね、
案内してくれた 学校関係者に
「あの子には 手を焼いてましてね」と
陽介を紹介されたのよ。

その頃は、まだ 学校の先生や小児科医でも
発達障害のことは あまり 認知されていなかった。

けど、副センター長さんには、すぐ わかったの。
この子の抱えている問題は、本人の怠けや我が儘のせいではなく
親の育児放棄だけもないことが。 

だから すぐ 副センター長さんは、
陽介に 手を差し伸べたのよ。
けど もう その頃の陽介は
無理解な大人に 酷く 傷つけられていたから
陽介は、その手を握り返さなかったの。

それからの副センター長さんは 何度も  
陽介に 会いに行ったんだけど
陽介は 拒み続けて どんどん 非行に走って行ったの。

副センター長さんは それでも あきらめずに
どうしたら 陽介が 自分の手をつかんでくれるのか?と考え続けて
勉強不足だからか?と思えば、海外に行ったり~
いろんな機関や大学に出向したり~

自分1人だからか? と思えば 
人を集め チームを作ったり~
後に続く人を育てたり~
今のセンターが できる時には メンバーに加わり~

経験不足だから?と 思えば
現場にも戻り 夜の街を巡回したり~
中学校に 相談室を作り~自ら 悩む子に 声かけしてたのよ。
たぶん その10年って 多くの子供を救ってきたと思う。


でね、あたしが 尊敬して止まない副センター長さんがね、

今の自分になれたのは、、、
壁にぶつかって 投げ出しそうになった時 
あきらめなかったのは、、、
陽介がいたからだ と 言うのよ。
 
あの子を あのままでいさせていいのか?と
ずっと 自分に 言い聞かせてきたんだって … 


さらに 陽介に 信頼してもらえる人間になるには 
あまりにも 長く時間がかかってしまい
陽介に 長い時間 辛い思いをさせてしまい
申し訳なかった と。 

けど 君のためと もがいてきた この10年は
とても 大きな事が出来たと思う。
君には 多くの涙を流させてしまった10年だが
君に似ている 多くの子を 救えた10年でも あったんだよ。

それも すべて 君が生きていてくれたからだ。

20歳、本当に おめでとう。
君は、もう 大丈夫だからね。
私は、君の この日に立ち会えて 幸せだ と 言うのよぉ


陽介の 途中までの人生は、、 
副センター長さんの 手をつかむ前の人生は、、
はっきり言って 人に迷惑かけっぱなしの 腐ったものだよ。
もちろん 陽介1人のせいじゃないけどさ。

それをね、副センター長さんが、
「今の自分を作ったのは 腐ってた時の陽介だ」と、
「陽介を 何とかしたいと思いが
 同時期に 苦しんでいた子を たくさん救えた」と、
「今のセンターを作り 今の職員を育てられたのは
陽介たちのような子を 守るためだった」と、言ってくれたら 

陽介の腐ってた あの時は、 
すごい価値のあるものに 変わてしまうよ。

すごい ハタチの贐の言葉だわ~と 感動した私は、
まだ ぐずぐずと 泣いていやがる 陽介に
「しっかりしろ!」と 1発 叩いてやろうと
立ち上がり 近寄った。

すると 陽介は、突然 おしぼりで 顔を拭き
「よく ふーこさんたちが 私たちは 家族なんだと言いますが
そうなんです?」と 聞いた。

副センター長さんが、「そうだよ」と
にっこり 笑って うなづくと

陽介は、「俺の親父は 今までも あんな奴と思うが
それでも やっぱり 川村(仮名)の親父が 父親で
母親も やはり 川村の母が 母親なんです。

それでも 1度だけ 言わしてください。

オヤジさん、

おやじ~

助けてくれて ありがとうございました。

今まで 本当に 本当に 
ありがとうございました」と
副センター長さんの 手を握り 頭を下げ 言ったの。


その瞬間、副センター長さんは、泣いた…

陽介も また 泣いた。

あたしは、大泣きだった。  
泣いて 泣いて 化粧が み~んな とれ
亨に 「妖怪ばばあ」と 言われたが 
嬉しかったので いいや。



この日、副センター長さんは、皆に言った。
(この日は、酔っぱらったので 若干 
内容 記憶違いしているかも …

あなたたちは、
とても 繊細で
ガラスのように もろい。
我々から見たら 
ちょっとしたようなことで 傷ついてしまい 
すぐ こころを閉ざしてしまいます。

また あなたたちは 単純です。
あなたのことを思い 口うるさく言う人を嫌い
君たちを利用しょうと思う人の 甘い言葉と誘惑に
すぐ 騙されてしまいます。

そして あなたたちは 実に 諦めが早い。
1度 失敗したり 間違った道に進んだことに 気付くと
もう 自分は 終わりだと すぐ 自棄になってします。

でも あなたたちの人生は 長いのだよ。
いつでも やり直しはききます。
今 どんな状況でも 必ず やり直しはできます。

いつだって 明日がある。

いま、あなたたちは 心を開いていますか。
ぜひ あなたたちの 今の想いや 辛さを話してください。
それが、あなたたちに きっと 幸せを運んできます。

(あたしたちの方を ちらっと見て)
我々は、家族です。
いつでも 帰っておいで …


その時、誰が 福山雅冶さんの『家族になろうよ』を
小さい声で歌い出した。



~♪ どんなことも 越えて行ける~~
家族になろうよ ~♪


長文で、大変 失礼しました。
でも 最後まで 読んでくださり ありがとうございます。

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コメント

私も泣けました。

返信

いえねこ さんへ
ね、泣けるよね~

けど 昔と違って うれし涙ばかりなので
とても 幸せである^^

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プロフィール

furufuru ふーこ

Author:furufuru ふーこ
私は、55歳の主婦。
旦那、社会人の2人の息子の4人家族。
2009年の2月、158センチ72キロで、ダイエットスタート。
目標の標準体重(54.9kg)以下に ほんの一時期なったんだけどね ><